現場の忙しさにかまけて、改革ストップ

ある地方の中小建設企業での出来事。それまで、経営者及び社員一丸となり、企業を立て直すための取り組みを実施してきた。特に、コスト管理における新システムを構築し、成果を挙げようと頑張っていた。ところが、現場の忙しさを理由に、この構築した新システムの運用がストップしていた。当然、利益は見込めず、仕事をすればするほど赤字になっていくといった状態であった。最大の理由は、従来にも散見していたが、できない理由が許されてしまうということ。全員の知恵を絞り問題を解決していくというものから、時間もないし、やらないと進まないといった、とにかくやれという状況に戻ってしまった。

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