3)固定人件費と完成工事原価のバランスに着目した管理

【問題点】

①費用対効果といった視点が欠如している。

②固定人件費の職務内容(営業、工事、管理など)が形骸化したままになっている。

③受注量と固定人件費を連動させた損益管理がシステム的に機能しない。

【方向性】

①機能別業務(営業、工事等)の生産性指標(例えば、営業では見積り提案率や受注ヒット率、工事では粗利益率や歩掛り等)を設定の上、管理する。

②上記の生産性向上に繋がる職務再設計を行い、必要な業務と無駄な業務を明確にし、業務改善を推進する。

③四半期ベースで、決算を予想した収支計画書を算出し、損益状況を分析の上、完成工事原価に対する固定人件費バランスを考え、ワークシェアリングや賃金の見直し等赤字を防止する対策を講じる。

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