【問題点】
①自社を取り巻く経営環境や市場動向の把握とそれに伴う戦略が描けない。
②前年実績をベースにした目標数値を設定するだけで、数値の根拠も乏しく、戦略と目標数値も連動していない。
③全社的に共有化された目標数値となっておらず、一部の経営陣により策定されている。
【方向性】
①今、目の前で起こっている現象(例えば、総合評価方式が導入され受注が困難、低価格受注により利益獲得が困難など)に対する原因分析を行い、障害となる課題を取り除くことや自分たちに都合の悪いことにも着目する。
②今後、企業が生きていくために、何をしなければならないかを明確にする。(例えば、低価格受注でも利益を確保するや幹部の経営能力向上により企業価値を高めるなど)
③戦略と目標数値を連動させた事業計画を、全社員で共有化し、幹部社員から一般社員に至るまで評価を受け、成果を享受する。