【問題点】
①コスト管理が、現場と企業一体化した活動になっていない。(例えば、現場の実行予算管理では、最終損益が掴みづらいことや経理主導型では、コストダウンに繋がらないことなど)
②企業風土は経験重視の志向があり、システム志向が受け入れられない。
③コスト管理が、マネジメントシステムとなっておらず、PDCAが回らない。
【方向性】
①コスト管理を機能させるには、2つの活動(現場と経営)を連動させる。(例えば、現場で毎月物件ごとの最終損益を想定し、収支計画書の損益を予想の上、見直しを早期に行うなど)
②企業風土を根底から変えるための社員の意識変革を促し、改革可能な集団に創り変える。
③社員の行動を統制するためにコスト管理を中心に据えた業務の再設計を行い、管理職のマネジメント業務の権限と責任を明確にした業務活動を推進させる。