【問題点】
①個別工事に際しての技術審査が重要課題だという意識が薄い。
②簡易型(技術力である配置予定技術者の経験、簡易な施工計画などを評価)、標準型(上記に加え、施工上安全対策、環境への影響、工期の縮減等の提案を評価)で高評価獲得への準備が進んでいない。
③総合評価方式導入の狙い(公共工事品質向上、工事周辺の住民に迷惑をかけない、建設業者の育成と技術力向上)が理解されていない。
【方向性】
①価格は勿論低価格をめざすが、品質へのこだわりも併せて配置予定技術者に理解させる。
②配置予定技術者に対し、技術審査の流れや技術評価内容について説明し、施工計画や施工上の技術提案のレベルアップを図る。
③建設企業の経営課題として位置づける。