「魅力ある企業の創造」顧客創造(35)

 今回も、前回に引き続き、プロモーション戦略について、考えていきます。❸「経営者は、プロモーション戦略を構築させる」です。

 経営者は、経営幹部と言えども、従来の現場主義の延長線上で育ってきた人たちに、いきなり、プロモーション戦略を構築せよと言っても、経営幹部自身で、学習し、理解し、行動に移せるとは、とても思えません。さらに、経営者から、強いメッセージを受けて、従う経営幹部も存在するかもしれないが、単に、担当者業務に、逃げ込むか或いは、企業を去ろうとするかもしれません。しかし、経営幹部には、企業を辞めるリスクは犯せないでしょう。そして、経営幹部は、今さら、この年齢で、戦略構築という職務を強いられるわけであり、何をどうしたらよいのか、大いに不安です。

 そのため、経営者は、経営幹部に、企業の変化や進化が必要な意味と、そして、具体的な方法の提示が必要です。つまり、論理的な思考回路を提供し、実施させなければならないのです。例えば、販売促進により、イベントを開催したとします。すると、対応した社員から得られる情報を集計し、分析することで、顧客は、何を求めているのかを把握します。そこから、どう行動すればよいのか、一つの方針を打ち出していくのです。

 さらに、経営者は、外部情報の収集についても、何のために外部から戦略構築に必要な情報を収集するのかを、経営幹部に説明する必要があります。意図せず、収集することはありません。これら全ての得られた情報から、必ず、一つの方針、方向性を導き出していくのです。

 次回も、引き続き、プロモーション戦略について考えていきます。

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