「魅力ある企業の創造」顧客創造(28)

今回は、顧客創造の重点ポイントについて、さらに具体的な内容を探っていきます。一つ目は、「若者が働き甲斐を持ち続けること」についてです。若者の働き方には、5つの重点ポイントがありました。

 まず、❶経営者は、若者に魅力ある働き方を提供するです。企業が、若者に魅力ある働き方を提供するためには、モチベーションが働く環境を構築することが重要です。そして、魅力ある働き方とは、有給休暇を取得させることや残業時間を少なくさせることだけではありません。では、どのような働き方でしょうか。例えば、一番身近な働き方として、日々の働き方そのものにあるのです。若者が、朝、寝坊せず、自ら早起きしてでも企業に或いは、現場に行きたいと思い、能動的に働く環境です。若者が、「働いていて楽しい」、「もっと仕事を覚えたい」というモチベーションが働く環境です。

 次に、企業は、動機づけ要因となる、以下のような上司の対応或いは、若者の業務遂行が可能となる働き方を考えることが必要です。

①上司から指示を受け、与えられた仕事を一人で達成できた、②上司から、実施した仕事の内容を褒められた、③初めてやる仕事なのに、上司の指導でわかりやすく習得できた、④上司から、大事なある仕事を任された等々です。

 さらに、若者が入職して関わる業務実態は、利害関係者(発注者、顧客、取引先、施工業者など)と接した場合、相手と上手く話せない、対応できない状況が露見します。この時、相手から怒鳴られ、自ら恥ずかしい思いをしたら、上司などの愛情あるサポートが必要となるのです。これらの恥ずかしい思いを引きづらないで、日々の業務を遂行するためにも、重要なことです。

 これらから言えることは、上司が、若者の行動や態度をつぶさに観察し、必要に応じて、手を差し伸べるなど、上司の気づきが必要となるのです。若者は、相談したくても、自分から相談できない場合が多いため、この上司の気付きを必要とするのです。反対に、上司の気づきが無い場合、若者は、無口になり、仕事がつまらなくなります。最悪のシナリオです。

 次回、❷経営者は、若者の声を受け止めるについて考えます。

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