「Q&A」小澤の独断お悩み相談(4)

Q;現在、地方の建設会社です。将来への不安がありますが、何をどうしたらよいのかよく分かりません。ある金融機関から、中長期の事業計画を立てるようにと、指導を受けましたが、つくり方も分からない状況です。そして、何よりも、事業計画を作ったところで、つくるだけで終わることも目に見えています。このまま、何もせず、事業を続けていくしか方法が無いのでしょうか。

A;お答えします。現在、目立った赤字や経営悪化に陥っていることもなく、早急に、企業改革を実施しなければならない状況ではないようですね。しかし、何もできないまま、時間だけが過ぎていくだけでは、企業の経営状況の好転は見込めないでしょう。直ちに、経営者は、決断すべきです。そして、その決断は、大きく企業の経営に影響を及ぼします。そのため、慎重に行うことは勿論のこと、やると決めたことは、大胆に、素早く実施する必要があります。次のようなご提案を致します。

〖提案〗経営者が決断をせず、何もしない時間を過ごすことは、企業の体力を減退させるだけです。そこで、経営者自身でなやまず、直ちに、外部の専門家へ相談することをお勧めいたします。まず、多くの専門家の声を聞くべきです。最初にコンタクトした専門家に、必ず、依頼しなくてはいけない理由はありません。経営者自身が、この専門家だったら、自社の将来を一緒に考えてくれる人だと感じるまで、話を聞くべきなのです。安易に、指導を早期に迫ってくる専門家がいれば、御縁がなかったと言い、お断りすればよいだけです。とにかく、行動して下さい。良い専門家を見つけるポイントを挙げます。

一つは、御社の立場や経営実態に沿って物事を考えてくれることです。特に、経営者の不安に対し、親身になり寄り添ってくれることです。二つ目は、確かな企業診断、そしてコンサルティング技術を持っていることです。一般論で、指導内容を考えようとする専門家は、排除した方が良いでしょう。三つめは、組織の活性化と費用対効果に主眼を置いた指導を展開してくれることです。事業の目的は、利益の確保です。これを外すようでは、駄目です。そして、最後は、経営者の心にマッチすることが大切です。違和感を抱きながら、指導を受けても上手くいきません。

 決して、何もせず、事業を続けていくしかないなどとは、思わないで頂きたい。一歩前に進んで下さい。

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