「Q&A」小澤の独断お悩み相談

Q;当社は、公共工事に依存する企業です。発注時期のバラツキや工事毎の利益率悪化により、金融機関のつなぎ融資をお願いすることがあります。決算上では、営業利益がプラスとなっています。何か良い手立てはありますか。

A;この質問は、中小建設企業に多く、経営者の悩みの種となっています。特に、公共工事に依存している場合、受注が一定しません。本来は、受注の平準化が求められるところですが、難しいようですね。まず、資金繰りについてですが、入金は、完成時期が遅れることにより、当然遅れることになります。そのため、早期着工、工期内完工に着目し、現場をコントロールすることが必要です。絶対に、現場代理人任せにしないことです。次に、支出は、変動費、つまり、外部購入価額(材料費、外注費など)の先行管理が重要です。現場代理人には、工事の完成月まで、各月の支払予想を算出の上、報告させます。そして、毎月、その各月の支払予想について、見直しの上、報告させるのです。原価管理は、この先行した支払管理が重要です。現場代理人の原価意識を高めるためにも大事なことです。工事の進捗だけに着目しているようでは、不十分です。

 つなぎ融資に頼らない資金繰りが可能となるためにも、この工程と支払に着目し、現場代理人任せにしないことです。企業のコントロールが必要です。是非、実施して下さい。

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