「魅力ある企業の創造」(5)

  今回も、企業経営の神髄について考えていきます。前回、3つのカテゴリーに仕分けし、それぞれの内容を明らかにすることだと述べました。まず、カテゴリー❶の受注について考えます。受注は、受注確保をめざしたプロモーションによる引き合いを確保し、契約締結までを言います。このカテゴリーは、さらに、2つに仕分けする必要があります。一つは、プロモーションから引き合いを確保するまでです。もう一つは、引き合いから契約を締結するまでです。この2つは、一連の流れとして存在していますが、業務内容は、まるで異なることを理解すべきです。

 カテゴリー❷の施工は、契約締結後、完成引き渡しまでです。このカテゴリーには、主として施工が存在していますが、施工途中に、変更契約という受注が存在します。

 カテゴリー❸のアフターメンテナンスは、引き渡し後のアフターメンテナンスです。このカテゴリーも受注と施工が存在します。

 企業は、❶から❸のカテゴリーにおいて、自社の組織、グループも含めた利害関係者の人たちに対し、満足させるための対応(アプローチ)を考えていくことが重要です。経営者や経営幹部だけが、理解できるでは駄目です。可視化することで、その対応に命が吹き込まれ、自社の社員や企業活動の全ての流れに関係する人たちが、躍動することなのです。全ての企業活動に関係する人たちへの対応を、具体的な職務内容に落とし込むことが、企業経営の神髄を明らかにすることなのです。

 次回は、企業経営の神髄の可視化をしていきます。

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