企業改革「経営者の決断」(2)

 今回は、「経営者の決断」を考える上での、全体の構成を明らかにします。

第一ステップは、「経営実態を注視し企業改革に繋げる」

第二ステップは、「企業事例に学ぶ」

第三ステップは、「企業改革をめざす経営者へ」

 まず、第一ステップ「経営実態に注視し企業改革に繋げる」において、中小建設企業の経営実態にメスを入れ、考えていきます。現在、多くの中小建設企業の経営実態は、将来に希望を抱く若者に、誇れるものではないと感じることが散見しています。そのため、若者の建設業離れは、顕著になってきているのは、承知の事実です。

 但し、中には、若者を毎年、採用している企業も存在している。こういった企業は、企業改革を早くから考え、企業価値向上に取り組んできています。多くの若者のハートを虜にするスーパー企業をめざして頑張っています。

 しかし、一方では、毎年資金繰りに奔走し、常に自転車操業という企業経営を繰り返している企業も散見しています。目標とする受注、売上、営業利益、経常利益の確保や企業価値向上も、一向に進まない状況です。このような中小建設企業は、まさに赤字等に陥っても事業を続けている企業と言えます。売上げが減少する厳しい経営実態なのに、倒産せず、人員削減などにより、企業規模を縮小させながらも、事業を継続しているからです。

 次回は、いくつかの企業の経営者の声を基に、その経営実態を解明していきます。

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