コストマネジメントによる戦略的な組織構築(43)

今回も、前回に引き続き「ニーズに対応できる事業サービス」について、さらに深堀りします。前回、顧客が提示していることに対応しているだけで、自ら考え、戦略を構築して顧客に提案していないと解説しました。顧客のニーズは、提示した仕様や言葉などだけで表現しているわけではなく、企業はもっと顧客満足を考えたサービスであるべきです。

つまり、顧客のニーズに対応できる事業サービスを開発し続けることだと考えます。即ち、戦略を持った事業サービスを開発創造していくことです。既存のサービスを提供し続けるだけでは、顧客の多様化したニーズには対応できません。言われたことだけに対応している、戦略を持たない事業サービスでは、企業経営悪化に繋がる原因になると考えます。

そこで、どのような事業サービスが考えられるでしょうか。例えば、市場調査機能、顧客が抱えている問題解決機能、企画開発機能、プレゼンテーション機能、提案機能、情報提供機能、共同開発研究機能、広報機能、コミュニケーション機能などです。企業経営者の中には、以上の事業サービスを無料奉仕活動だとか、余計なサービス仕事だと認識している人も散見しています。

次回は、「将来に向けて改革するための組織構造の再構築」について考えます。

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