将来を創造する職務再設計(1)

職務再設計の意義とは、

今まで、組織のあり方について考察してきました。特に、階層毎の組織構成員の職務に着目しました。その職務は、社員が経験したことを積み上げてきた経験論が主体でした。とりわけ、上位者の職務については見直すこともなく、その人自身に任せておけばよいといった曖昧且つ根拠のない職務でした。

その結果、中小建設企業の将来はどうなったでしょうか。改革の進まない保守的な事業を維持するのが精一杯でした。

今こそ、企業は改革を進めるのであれば、職務再設計を断行することだと考えます。しかも、内部の組織だけでやろうとすることは辞めた方がよいでしょう。役員や部門長が、自身の職務を否定することができるでしょうか。決してできません。そして、職務再設計の意義とは、組織を構成する全ての社員が、企業の或いは社長の方向性に従い、新たな能力を習得し、最大限に発揮しなければなりません。さらに、モチベーションを上げ、働きがいを持ち業務に当ることです。

この際に重要な要素が3つあります。

一つは、今までの古い考えに固守しないよう新たな切り口に向かう「イノベーション」です。二つ目は、組織をコントロールするための「マネジメント」です。最後は、職務再設計を断行しても実際に遂行されなければ意味がありませんので、継続し能力向上をめざした「教育」です。この「教育」は、若手に限定するような教育ではなく、経営幹部自ら率先垂範し、組織を構成する全ての社員が対象でなければなりません。次回、「イノベーション」について考察します。

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