組織のあり方についての考察(3)

右腕としての経営幹部に着目してお話しします。まず、経営者は、右腕となる経営幹部に何を期待するでしょうか。例えば次のような内容が挙げられます。

①経営者に足りないもの、②経営者が望むことを正しく理解し行動する、③事業計画に従い目標達成に向かう、④経営者が意思決定するための情報をタイムリーに提供する、⑤後継者育成、⑥各部門を統制しコントロールする等々です。ただ、経営者が行うべきことは、この経営幹部に、経営者自身が考えている「経営幹部へ期待していること」を明確に提示することです。これまでの私の行動を見ていれば分かるでしょう的な考えでは駄目です。経営者自身の言葉で伝えることです。加えて、経営者自身が考えている経営哲学、企業ビジョン、中長期事業計画の骨子を示し、何故、このようなことをあなたに期待するのか説明し、納得してもらうことなのです。もし、納得が得られなければ、経営者の右腕にはなり得ません。

今後、右腕となる経営幹部が必ず必要となります。とりわけ、後継者にとり、先代の番頭や幹部は必ずしも右腕とはなりませんので、早期に育てる必要があります。現在社内に存在しなければ、探す必要があります。それだけ、右腕となる経営幹部が重要なのです。

次は、右腕の候補ともなり得る各部門長についてお話しします。

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